５月に西日本各地の「民藝品」を訪ねる旅に出ました。

民藝とは「民による、民の為の工芸」、芸術ではなく、生活工芸。
日常に使いやすい工夫や丈夫さ、心を豊かにする美しさが盛り込まれます。

地域色があり、使い易い工夫があり、丈夫で、安価。

土地の材料を使って、民に必要とされる物に彩りを加えて作り、
最後には自然に還り、再び材料を育む。

手仕事には皆で助け合う部分があり、手仕事が小さな、あるいは大きな共同体を作る。

持続可能なものづくりの在り方で、手仕事は社会をも作るのだと感じます。

豊かな自然の中、静かに、迷いのない手を持つ人々に沢山出会った旅でした。

今年は、畑で育てている藍で実験をしました。まだまだ藍師の作る色には遠く及びませんが、
少しずつ藍の自給の可能性も見えてきました。

全てを自給しようとは思わないけれど、しようと思えばできる知恵と経験を得ておきたい。

この土地で育った綿を、土地の者が紡ぎ、この土地から色を生み、
この土地の人々に着てもらい、この土地に還す。

そんな文化を作れたらなと思います。

今回も色々な作品ができました。

旅先で仕入れた珍しい手紡ぎ手織りの布や、インドカディ、旅先の民芸品も少し並びます。

秋の気を感じながら、遊びにいらしてください。

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２０１７年　秋冬のよもぎ工房展

日時・場所

　　　　よもぎ工房（東光庵）にて開催。

　　　　2017年１０月７日（土）　１１：００～１７：３０

　　　　    　 １０月８日（日）　１０：００～１５：００

※  初日と二日目とでＯＰＥＮ・ＣＬＯＳＥ時間が異なります。お気をつけ下さい。

　　　　　　　　　・ランチ　（７日のみ、無くなり次第終了、前日まで予約可）
　　　　　　　　　・カフェ　（８日のみ）

※ランチ・カフェのメニューや価格などの詳細は後日お知らせ。

その他、作品などの情報はホームページ・ブログにて随時掲載していきます。

「よもぎ工房」でインターネット検索下さい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東光庵　よもぎ工房　熊岡　央企・美樹子